独歩

思えば僕はもうずっと最低なままでした
嘘ばかり得意になってく
笑うこの口を見てみろよ
くたびれ切った愛憎はもう疾うに捨てました
世界は少し眩しいから
そっと目を伏せた

思い出ばかりが僕を汚すんだ
君もそうだろ
そうだろ

ゆらりゆら
流し目に蛍が泳ぐ
夜の風に溶けるは月明かり、伸びる道に一人きり
るらりるら
鼻唄が何処かへ逃げる
朝を待っている

この夏で此処へと越してきて三年になりました
生活の為にはどうやら
お金が少しは要るようで
自分の声を、指先を、生活を売りました
綺麗な事だけ歌っては
掠れていった声だ

どうせつまらない事ばかりだ
君もそうだろ
そうだろ
そうだろ

さよならだけが美しくて
美しいものだけが全てで
そんなのは疾うに嘘だって解っていたんだ
解っていたんだ

ゆらりゆら
流し目に蛍が泳ぐ
夜の風に溶けるは月明かり、伸びる道に一人きり
るらりるら
鼻唄が何処かへ逃げる
朝を待っている

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

独歩 / 初音ミク 歌詞

閲覧数:2,172

投稿日:2020/08/22 22:56:11

文字数:412文字

カテゴリ:歌詞

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