1A)碧く揺れるクチナシの葉の
先に零れゆく雨粒と
アスファルトにある水たまり
沈む沈む世界が映る
1B)胸に宿る淡い予感
きっとそれは刹那の香り
1S)裸足のまま走る
照り返しが眩暈(めまい)を覚え
カラリカラリ揺れる
風鈴に風が立つ
2A)夜を掻き殴る雨音が
胸の鼓動を打ち付ける
無色の風が足を舐めて
一つ二つ前へ漕ぎ出す
2B)胸が騒ぐ寂寥(せきりょう)歌う
きっとそれは清い香り
2S)裸足のまま走る
満たされぬ想い抱え
ポタリポタリ頬を
つたうは雨か涙
3B)萼(がく)に雫の光が灯る
夕映え雨が上がる兆し
3S)裸足のままの世界
産まれたばかりのように
澄んだ呼吸に咲く
一片の恋心
風鈴に風が立つ。
つたうは雨か涙。
一片の恋心。
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普頭
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素晴らしき作...オズと恋するミュータント(前篇)
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