Aメロ
暗い 暗い 音影(おとかげ)の中に
君の音(おと)を忍ばせた
宿り木のように
鳴り方の違う夢
Bメロ
ひとしきり 広がり
閉ざされる 過ち
霧のように不確かな
煙も視ないフリに慣れてる
S
憧れた世界は
酷く 空虚で
何も満たされはしない
空(から)のまま 誤魔化した
絞首台の上で躍る
Aメロ
進む 進む 栄光の闇に
僕の声を殺(あや)ませた
写し身のように
鳴り方の歪(ひず)む嘘
Bメロ
緩(ゆる)やかに 纏(まとま)り
認めてる 幻
綾(あや)のように水面月(みなもづき)
噂を交(ま)じることに慣れてる
S
辿ってた渡海(とかい)は
安く 不浄で
何も気付かれはしない
馬鹿のまま 傾(かぶ)かした
絞首台の縄で鳴いた
Cメロ
涙すらも汚れてみえた
正義すらも虚ろにみえた
自(みずか)ら首に両手を
…穴に落ちた
S
描(えが)かれた理解は
偉く 矮小(わいしょう)
何も残されはしない
殻のまま 曇(くも)らした
絞首台の下で嗤(わら)う
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