タグ：空虚

頭の中いっぱいに沢山の
セメントを詰め込んだように
重たくて動かなくてただ
ひたすら灰色に淀んでいる
止まったままの気持ちで
思考を回すことも無理で
何も出来ないまま延々と
時間だけが過ぎ去ってく
そういえば私疲れてるんだっけ？
何にも出来ないはずなのに変だな...

崩れた足元を睨む顔が
終わりなき旅で地べたを濡らす
もつれた平和がゴミと散らばり
もうここまでだとため息をつく
さすらうばかりの鳥たちも
光に食われて花を咲かせる
眠った獣が穏やかに歌い
血を求めるものはどこにもいない
果ても終わりも失われ
風のささやきが時を満たすだろう...

Aメロ
暗い 暗い 音影（おとかげ）の中に
君の音（おと）を忍ばせた
宿り木のように
鳴り方の違う夢
Bメロ
ひとしきり 広がり
閉ざされる 過ち
霧のように不確かな
煙も視ないフリに慣れてる...

　
　
　
（Ａメロ）
ねぇ 君の特別はだれですか？
僕の特別はだれだろう
こんなことばかり考えている僕です
どうしてだろうね
曖昧な僕ばかりで
弱腰な僕ばかりで...

嗚呼、歩き疲れた
嗚呼、息が苦しい
吸って吐いて
単調に世界とのやりとり
ねえ、もうすぐですか？
ほら、もうすぐだから
吐いて吐いて
大勢の中
僕が消えないように
ひとりでに消えぬように...

A
こことキミ
ボクには分からない
映るものは揺らぐ空で
聞こえたのは終末の音　
落ちたのは 何時だった
日常の逆様を凝視する
「帰りたい。」
映る世界に手を伸ばす
目を閉じればキミがいて...

閃いた記憶　遠い空
僕の頭上に　キラキラと　星が降る
知らない振りして見上げた夜空は暗くて
心の部屋空っぽになって消えた
「もう一度会えたら…」なんて願ってみるけど
無駄なんだ、時間だけ過ぎていく
僕は悲しかったんだ　きっと
悲しかったんだ
この瞳（め）に映るすべて残像で
苦しかったんだ　本当は...

　　あなたにとって私とはどういう風に映るでしょう？
　　あなたは私の何処に着目するのでしょう？
　　私は一年後の自分を捜していました・・・あの頃
　　今、思い描いていたものと全く異なった自分がここに
　　あの頃、私は次なるものを探そうと必死で貪っていた
　　感情も冷めやらぬままに
　　でもそのうち疲...