夜桜
春風がそよぐ帰り道
ベンチに一人僕は
あなたと過ごしたこの季節を
思い返しています
淡い春の残り香はあなたとの記憶を
蘇らせては僕の足を止めて泪流させた
一枚の花弁がひらりふわりと宙を舞う
空にいるあなたのもとに導かれるように
あなたとの思い出も風に吹かれ舞い散るのかな
いつか廻り合うその時は
また芽吹くかな
いつもあなたと待ち合わせた
桜の木は今年も綺麗な花を咲かせました
あなたにも見えていますか?
頬をつたう泪をふくように触れた風が
優しく僕をそっと包むあなたの手な気がしたよ
あなたは覚えていますか?
あの日歩いた桜並木
風に吹かれ舞う花を見て
微笑み「綺麗ね」と
あなたのそんな顔も
もう見れることはないのでしょう
いつか廻り合うその日まで
さよなら ありがとう、、、
一枚の花弁がひらりふわりと宙を舞う
空にいるあなたのもとに導かれるように
あなたとの思い出も風に吹かれ舞い散るのかな
いつか廻り合うその時は
また芽吹くかな
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