きみをさまよえば
輪郭はとろけて
縋る誰そ彼時

きみは波の花
わがままに笑えば
わがままに賽を投げるのさ

触れてもそこにいないの きみは
無意味は指を這う
ふたり溺れるゆめ
いつまでも降ろされない錨

凪いだ羽根 満ちはてる
狂った帳が待っていようと もう巻き戻せない
溢れては海になる
それは本能と焦燥がうごめいたシグナル

きみをさまよえば
輪郭はとろけて
縋る誰そ彼時

きみは波の花
わがままに笑えば
わがままに賽を投げるのさ


「押した瞬間にポ〜ンってラクに死ねるボタンあったら押しますか?」
「何すかいきなり」
「押す?」
「んー、どうだろう、少し悩む」
「エー」
「どっちのエーなの、それ。きみなら?」
「押すでしょそりゃ」
「即答ですね」
「そんなのないんですけどね。どうせ自分じゃ死ねないです」
「殺してあげよっか」
「ほんとに?」
「嘘」

「また夜が終わってしまいます」
「そんなに夜が好きですか」
「朝に繋がるので嫌いです」
「きみってけっこうめんどくさいですよね」
「あなたほどではないですよ」
「ぼくは全然」
「じゃあ会うのはこれっきりで」
「いやだ」
「めんどくさいので死んでください」
「じゃあ殺してください」
「いいよ」
「ほんとに?」
「嘘。帰るね」
「送るよ」


どちらまで?

どこでもない知らない場所まで
目を閉じるまでの少しの間
光から闇からきみが守ってね
0:00:00は息を止めて無重力にて

Midnight Cruisin' Music
今夜はきみに針が落ちて 回り始めたなら
Midnight Cruisin' Music
どこまででも連れていってくれる?

きみをさまよえば
輪郭はおぼろげ
縋る誰そ彼時

錆びた波の花
わがままに笑えば
わがままに賽を投げるのさ

港は遥か

Midnight Cruisin' Music
今夜はきみに針が落ちて 回り始めたら
Midnight Cruisin' Music
どこまでもふたりを連れ去ってくれ

灯る水面
渡ってしまえたなら

ふたり 祈る 宵の 海路に
ゆがみ ゆだり ゆらう 合間に
ふたり 祈る lazy cruisin' night

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

レイジー・クルーズ

ねこむらさんとの共作詞です。
https://nico.ms/sm35274549?ref=share_others_spweb

閲覧数:1,701

投稿日:2019/06/22 14:21:15

文字数:932文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました