体からこぼれた海の 還る場所もなく
暗い底へ沈んでく
喉を焼きながら 声を殺しながら
目に映るのは滲んでく朝焼け

ねえ君は知っていたの
こんな胸がふさがれるような思い
抱きしめてくれる人も
どこにも見つけられなくて

心を吐き出すことも
できなくて 溺れるように
何度そんな夜明けを独り迎えてきたの

残酷な月が無邪気に暴くのは
隠してたはずだった孤独な心

体からこぼれた海の ほんのひとしずくが
暗い底へ沈んでく
頬をぬらしながら 胸を冷やしながら
目に映るのは滲んでく朝焼け

明日なんてどこにもなかったね
また朝焼けに夜が溶けだしてく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【動画化完了】眠れない夜【自作曲用】

「眠れない夜」http://piapro.jp/content/if8twg2k2npqxaao
初作曲作品用の歌詞です。

透明で苦しい、そんな夜は私には長すぎて、朝がくるのは早すぎたの。

閲覧数:706

投稿日:2010/05/21 18:55:11

文字数:272文字

カテゴリ:歌詞

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    マシュマロさん、ご感想をありがとうございます。曲を聴いてくださったのですね!
    この歌詞は、初めて自分で音をつけたものなので思い入れが深いです。
    なにしろ、私も歌詞専だったので……。
    勇気を出してトライしたら、petnokaさんがお力を貸してくださって、あの曲ができあがりました。
    綺麗と言っていただけてとてもうれしいです。
    文章はまだまだ磨き途中の武器ですが、お互いがんばりましょう!

    ありがとうございました。

    2009/02/21 11:57:17

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