縺
あぁ明滅してる夜の信号が 猩々のように声を上げて
全てを遠くかき消して 消して
あぁ連綿とした人の言葉が 亡念のように型を変えて
見えるものを歪ませて 歪ませて
振り子時計の音が聞こえたらもう戻れない
気づかないようにしてきたものが寄り掛かってきて
廻る南南西座る君は 揚々と僕を壊す ねえ
なのになんでいつも君は 泣いて また泣いて
ほらVooDoo高らかに叫んで 魍魎と踊り明かそう
ほら信じてきたはずの脳がズレて そうズレて
縺
日を跨ぎ 夜が明け全部 嘘だと騙す僕はまだまともかな
君の顔が思い出せないはずなのに 頭の中が止まらなくて動けなくて
振り向いてみれば気づかないうちに帳が降りる
整然としたはずの現実が 縺れかかっきて
燃えて爛々爛れる僕は 恋々と君を抱きしめて
すると君は憐むように笑って 笑って
ほらCthulhuが僕らを呼んで 幼年の終わりを告げて
置き去りにした全てを 裂いて そう裂いて
あぁ南南西で待つ君は 憐憫で僕を抱きしめて
だからいつもずっと君は 泣いて また泣いて
もうVooDooも聞こえなくなって 魍魎が見えなくなって
なのに君は僕を抱きしめて 抱きしめて
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