a
雨中の帰り道に
君の赤い傘がまわる
栗毛色の長い髪が
スカートとともに揺れている

田舎駅で君は
楽しそうに話してる
灰色の雨に君の傘
アジサイとともに色を添える

b
眺める雨は好きよって
教室で笑った君の声

それは確かに僕に向けたもの
それは確かに僕だけのモノ

s
互いに伝えられなかった言葉は
もうリトライなんか用意されてなくて
共通の経由駅でも
偶然に会うことも許されず

それでも諦めきれず君を捜す
ネットの上で君は笑う
今日も君は綺麗になってく
今日も僕は過去を生きてる

b
僕が拵えてきた思い出と想いで
現在行方不明の現実が

温かい冷たさを囁く
右脳は暴れ続けている

c
あのとき君はなにを言いかけた?
あのとき君は。

嗚呼。嗚呼。

s
僕が滅茶苦茶に投げつけた想いは
もう受取人がいない世界へ消えた
共通の友人跨いでも
僕らはもう繋がれない

それでも諦めきれずに君を想う
たとえ君に会えなくても
コードレスで繋がってる
あの日のこと。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

コードレス


昔の夢をよく見るようになった。

閲覧数:68

投稿日:2012/06/09 21:04:43

文字数:436文字

カテゴリ:歌詞

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