むしゃくしゃして生まれた 可哀想な詩が散らばってます たまにガス抜きに投稿するくらいです こんな幼稚な詩でも よかったら読んでやってください。 Twitter http://twtr.jp/user/kaedeLvtacica/status?guid=ON
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癖になってしまった「まぁいいか」で
美しい思い出は廃れていく
届いてほしいと願った
あの願いは迷子になっちゃったよ
明日なんてこなくて良いからさ
昨日よ帰ってきてくれないか
明日へ向かう僕の体はいらないから
誰かに与えてくれないか
輝いた目の奥にキラキラ光る
その夢を寂しさで濁した心ごと...廃棄僕
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a
雨中の帰り道に
君の赤い傘がまわる
栗毛色の長い髪が
スカートとともに揺れている
田舎駅で君は
楽しそうに話してる
灰色の雨に君の傘
アジサイとともに色を添える
b...コードレス
-
今日を賄いきれてないまま
持ち越す昨日を 月に投げつけても
まだ涙は流せないで
いつから太陽は僕を嫌いになった
夢にまで出てくる子供の声
夢にまで見た 叶えられなかったこと
吠えた言葉にならなかった文字も
解読できない勉強なんて
今までの半分は夜以上だったようなもの
忘れられないアルファベットが...大人
-
すれ違った誰かに運命感じる
杜撰な機密情報 漏れ出しちゃって
ハイ 目でさようなら
君を探しにゆく
手を引いてくれたあなたには
なんにも ときめかない
ショートしちまった心臓。
ずっと君を探している
傍観者決め込んでたんだ
反撃諦め、反芻切れ切れに...権化
-
君をいったい何度なかせたことだろう
幸せだと思えた事はあっただろうか
そうだといいな
違う時間の中 偶然重なった角度
僕の一瞬で終わってしまう 君の一生
退屈に殺されまいと
外を眺める君に
僕はすべてを与えているようで
本当の所何もしてやれない
奪ってきた時間は...チョコレート
-
思い返す 斜め前の席
もうほとんど白黒で
青い色すら残っていない
苦しんだいろんな事も
端の方から崩れてくる
流れていく
ねぇ 何も怖くないなんて嘘だった
君が怖くて近づきたかった
不格好に構えたナイフは
今どこへ向いているのかもわからない...褪せる
-
時間を六回くらいやり直して
どの町も僕は過ごしたし
どの選択だって選んできた
でもまだわからない
10年先からのメッセージは
届かないまま繰り返して
やっぱり僕には過去しか見えない
歯車になりかけた身体
自覚し始めている意識
嬉しくなんかないよ、違うんだよ...(non title)
-
誰にも考え付かないような事がしたい
検索結果0.何秒で表示された思惑は
所詮チープだったって 大発明をど忘れした
写った自分の名前たちに焦燥するよ
検索結果数千件連なったドッペルゲンガー
自分の過去まで掘り返して 僕は打ちひしがれる
未だ知らないことがありすぎるのに
一番外を知ってしまうのなら
憧れ...ドッペルゲンガー
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A.
強くなりたくって 言葉を放つ僕らは
流れる血に鉄を含んだ 内側はやわらかいまま
見下したくって 文字を追う僕らは
賢くなっていく自分に 未だ飽きることはできない
いつの間にか すっかり弱くなった賢人
否定すんのにも疲れた鉄 見えなくなっていく文字
強いままの子供たちは 器用な指先を以って
夕焼...賢人の書架
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N.C.
寝る前に呟いてみる
さいなら、今日の僕。
a.
なにがあったかわかんないけど
明日は違う僕で今日を見るでしょう
きっと悲しいこともあったね
今までで一番つらいかもね、そうだよ
b.
なんでか解らないけど...さいなら、今日の僕。
-
a.
どうしました?
街角で君は人待ち顔で
儚げに空を見上げてる
とどめを刺しきれない希望に焦がれて
どうしました?
街角舞う楓が連れ去った
君が一番好きな季節
追いかけても届かないんですよ
s....夢待ちラブソング
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a
なんとなくきっとそんな感じ
僕が生まれたころは確かそうだったような
確か、確かにそうだったよ
あれは誰だったか、あぁそうだきっとそうだろう
何一つわからなくたって、隠したって
生きていけないこともなくはない
よくわからない、わからないけどきっとそんな感じ
b
感情を明確にしても...そんな感じ
-
a
タイムマシンがあったなら
二年前への理想郷
確かにあったハズの
二年前の朝、教室
a.
白い息が吸い込まれる
僕の前はただの現実
どうにか逃げたいなんて
すごく格好悪いよね...冬街(ふゆかい)タイムマシン
-
a.
夢の中で鳴っているあの音が
朝までついてきた夢を見た
眠っている笑っている幸せな
そんな夜のままの電気が光る
眠くてぼやけたこの目では
君は太陽のように見えてしまう
b.
さよなら。さよなら。
辛いままじゃいられない...夢うつつ
-
a.
慣れてしまった
どうしてとか
疑問も持たなくなった
ただそういう事実だけを
頭が理解して心は受け付けない
悲しくなった
もうそれにも
最初からチャンスはなかった
ただそういう事実だけを...useless yesterday
-
a.
君と帰る雪が積もる道
僕が寒いねって言うと
君はそうだねって笑って
手を差し出す
少し遅れて繋いだ僕
b.
確信がないと答えは書けない
そんな臆病な僕なんだよ
少し俯いた君の顔が輝く...B-c.notebook