a.
君と帰る雪が積もる道
僕が寒いねって言うと
君はそうだねって笑って
手を差し出す
少し遅れて繋いだ僕
b.
確信がないと答えは書けない
そんな臆病な僕なんだよ
少し俯いた君の顔が輝く
a.
駅まで送れば独りの帰り道
僕は一人が好きだって
君は私も好きよって隣にいた
手をポケットに詰め込んで
「問い無し」を見つめる
b.
走り読みしたノートの1ページ
一つだけずっと変わらなくある
右上の文字
忘れないように何回も書いた数式
忘れたくない君との帰り道
欄外に描かれた何気ない一言
s.
授業なんて覚えちゃいないんだ
忘れたくないことだけ刻み込みたい
ほらあの朝のことを ほら君の笑い声を
ねぇ、難しいことはいいよ
君との思い出はこんなにある
君へ向けた想いはこんなにある
覚えきれないけど忘れたくないんだ
b.
右上の文字は開く度書いた
絶対に忘れちゃいけないこと
僕の気持ち
忘れないように何回も書いた数式
忘れたくない君との帰り道
欄外に描かれた君からの気持ち
s.
走り抜けた景色を覚えていられないようにねぇ、ずっと全力疾走の想いを
ほらあの言葉を ほら君のことを
何一つ忘れたくないんだ
君と僕だけの思い出はこんなにある
君へ向けた想いはこんなにある
覚えきれないけど忘れたくないんだよ
a.
出会った時のこと
僕は覚えていないんだ
君はそうなんだって笑って
ふと手を握る
僕を見つめる
c.
数学のページを消して二人の気持ちを
歴史のページを消して二人の思い出を
国語のページを消して二人の言葉を
そんなノートを作れたら良いのにね
b.
走り読みしたノートの1ページ
中心は授業で使われちゃってる
欄外の文字
忘れないように書いたテスト範囲
忘れたくない君との会話
欄外に描かれた僕ら
s.
授業なんて覚えちゃいないんだ
忘れたくないことだけ刻み込みたい
ほらあの朝のことを ほら君の笑い声を
ねぇ、難しいことはいいよ
君との思い出はこんなにある
君へ向けた想いはこんなにある
覚えきれないけど忘れたくないんだ
走り抜けた景色を覚えていられないようにねぇ、ずっと全力疾走の想いを
ほらあの言葉を ほら君のことを
何一つ忘れたくないんだ
君と僕だけの思い出はこんなにある
君へ向けた想いはこんなにある
覚えきれないけど忘れたくないんだよ
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