夜が明ける前に 逃げ出す様に
いつもの場所へ
眠る街に 気付かれない様に
二人だけの 秘密の場所で

形の無い 何も見えない
そんな風に きっと何時かは
「雨が降ったら 消えてしまうかな」
君と見ていた この花たちは
ねえ

背伸びした手がまだ
届かない木の下
僕だけが泣いていた
それを見てこう言った

此処で同じ星を見て
「ずっと忘れはしないから」
落ちた花を手に取って
少し照れながら君は

そんな時もあって
晴れた空に 透き通った風が
「きっと何時かは 枯れてしまうかな」
君と過ごした 思い出たちは
ねえ

繋ぎ合う手はまだ
柔らかい陽の下
僕だけが泣いていた
それを見てこう言った

此処で同じ空を見て
「ずっと忘れはしないから」
笑ってと僕の手を取って
少し涙目の君が笑う

夢から覚めたら 何もいらないから
僕だけが泣いていた それを見てこう言った

此処で同じ夢を見て
「ずっと忘れはしないから」
二つの影は寄り添って
少し照れながら君は

此処で願いを掛けたら
「きっと何処かで会えるから」
笑ってと交わした指切り
そして泣きながら君が笑う

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

約束

閲覧数:306

投稿日:2020/03/27 21:36:50

文字数:481文字

カテゴリ:歌詞

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