見失ってしまっていたんだ
この音に意味はあるか
立ち止まってしまっていたんだ
僕はなんでここにいるか
今更…
見上げた空は眩しくて
ひとり目を背けてしまっていた
見下ろした影は冷たくて
知らぬうちに閉ざしていたのかな
並び歩けていると思い込んでいたんだ
あの時までは
その遠さが目に見えて動けなくて
迷って分からなくなって
それでも
諦められるほど
投げ出してしまえるほど
終わらせられるほど
僕は強くないから
泥臭くても、傷だらけでも
進み続けると決めたのだから
他の誰でもない
別の「誰か」じゃない
「僕」が信じると決めたこの音は
今届かなくともその足跡は示してくれる
「僕はここにいる」と
錆びついたギターの弦を張り替えて背負いなおした
なにひとつ変わらないはずなのに
何かが欠けているような
遠ざかる背中に焦り妬み
成れの果てに大切な何かが犠牲になっていた
すべてが過ぎ去って拾い上げても砂だらけ
気づけたならまたここから始めるんだ
諦めたくても
投げ出したくても
終わらせたくても
まだ道半ばで
閉じて捨てるにはまだ早すぎた
不揃いなストーリーのその結末を
この目で見届けるまで…
諦められるほど
投げ出してしまえるほど
終わらせられるほど
僕は強くないから
泥臭くても、傷だらけでも
進み続けると決めたのだから
他の誰でもない
別の「誰か」じゃない
「僕」が信じると決めたこの音は
今届かなくともその足跡は示してくれる
「僕はここにいる」と
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