次の日
珍しく早く起きてしまった。
今日は何をしよう。
そうだ、カイトと買い物に…。
……。
なんだか
『カイトが好き』
と言う事を意識すると
接しにくくなる。
鏡を見ると頬を赤らめた私がいた。
本当に私はカイトの事が好きなんだなぁ。
そんな事を思いながら私はベットから降りた。
色々な仕度をして私は、家を出た。
向かう先は…。
図書館だ。



ウィィン
自動ドアの開く音がする。
中に入った。
皆静かに自分の世界に入っている。
私は無意識に恋愛小説の所にいた。
そして、一つの本を手に取り
読んでみた。
……。
私はその小説を読んでいて、
そのヒロインと私が重なっている様に思った。

恋を知らずに告白され
一人で悩んでいる
でも、やがて自分の本当の気持ちに気付く

という感じだ。
一緒だった。
この小説では二人とも結ばれるという
ハッピー・エンド
だった。
私はどうなるのだろうか?
それは、私次第なのかな…。
私は小説を元の場所に戻して
図書館をでた。

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【5話-休日編-】恋

閲覧数:95

投稿日:2008/11/11 17:18:22

文字数:432文字

カテゴリ:小説

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