
滲む夕焼けが影を落とす
この焦燥に攫われて溶ける
振り返ることも困難で
逃げ道ばかりを探してる
あの日狂った時計の針を
巻き戻したくて
叶わないから壊したくなる
届きはしないのに
もしも明日が来なくても
僕は笑うだろう
冷たい空に目を向ける
静寂刺すような感傷を胸に
未だ朝は遠く
夜に浮かぶ街灯の列
全てが遠く感じた
居場所なんかどこにも無くて
どうしようもなくなって
もしも明日が来なくても
僕はここで待つ
冷たい指で触れている
足元崩れるその日が来るまで
未だ夜は深く
きっと明日は来ないから
僕は泣いていた
冷たい頬を伝ってく
秒針が動き朝日が差し込む
そっと夜が明けた
朝焼けに溶けていく
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