ペコペコ

高崎たかお

歌詞

何もかもが嫌になって
会社退社して実家に引きこもり
部屋に入ってひとり隅で寝ころぶ
だけど時がたてば

腹がペコペコ母ちゃんおいらに
何か作って食わしてくれないか

飯を食っておいらは思った
生きることは食べることなんだと
おいしいものがあるからそれを食うため
人は働き金を手にするんだと

仕事を辞めてしまったこと
無職になったおいらは悔やんでる
母ちゃん次の仕事が見つかるまで
おいらをこの家に置かせてくれ

腹がペコペコ母ちゃんおいらに
何でもいいから食わしてくれないか

半年後仕事を見つけた
ワンルームのアパートへ引っ越した
おいらはまた独りになった

腹がペコペコだからおいらは
母ちゃんの真似して飯を作った

だけど味が違うそして不味い
それを食べて母の偉大さがわかった気がする