「あ、来た来た。めーちゃ~ん!」
「あ、リン。ごめんね、遅くなっちゃって」
「いいのいいの、さ、ミク姉に気付かれないように行こう」
「そうね、行きましょうか」

【4年目の軌跡~生まれて来てくれて有難う~】

ピピピピピピピピピ…。
「ん~?」
目覚ましの音で目が覚めた。
今日は何日だっけ?
8月31日…ああ、もう夏休みも最後か。
リンちゃんやメイコさんと何かしようかな?
「ふああ~、メイコさ~ん、リンちゃ~ん、遊びましょ~」
「あ、ミク姉おはよう」
其処にはレン君が居た。
「あ、レン君。ねえ、メイコさんとリンちゃんみなかった?」
「リンとメイコさん?う~ん、何処かに出かけたんじゃない?」
「そうか~、う~ん、最後の日を大切にしなきゃだし、どっか遊びにいこ、クオ君やネルちゃんも誘って、あ、ララちゃんやラルさんも誘うっと!」
私は携帯を取り出してメールを送った、でも、返信は
ラルさんとララちゃんから
今日はちょっとした用事があるから遊べません。すみません。
クオ君から
今日は買い物だ。すまん。
ネルちゃんから
今日?あ~、ごめん。用事だ。
べ、別に遊びたくないなんていってないんだから。
バカイトさんから
あ、ごめん、今日はアイス買わなきゃなんだ。
夏休み最後の日だから、9月だと妙に少なくなったりするんだよね。
メイコさんとリンちゃんから
今日はちょっとした準備があって行けません。
グミちゃんから
今日はリンちゃんとメイコさんと一緒に準備するから行けない><人
がく…茄子さんから
我は修行の旅に出たり。
リリィちゃんから
バグミに付き合わされて準備
ミズキさんから
勇馬と一緒に買い物。ごめんなさい。ミクちゃん。
ピコ君から
今日はミキちゃんとユキちゃんとキヨテル先生とリュウト君と一緒に買い物中です。
ルカさんから
今日は誰かさんの生まれた日なの。
レン君だけは置いて行くから、ごめんね。

「誰も居ない…か、でも、レン君は置いて行くって、頼りにされてないね」
「う…」
「さて、私はゲームするけど、レン君もする?」
「うん、する」
私達はゲームをする事にした。
夏休み最後だから、宿題は終わってる。
みんな最後の日は忙しいから終わらせてるのだ。
最後の日は忙しい…そういえば、ルカさんのメールに誰かさんが生まれた日って、書いてあったな。
誰だっけ?リリィちゃんは25日だし…あ、クオ君?いや、でもクオ君も忙しそうだったし…。
「ただいま~、あ、ミク」
「あ、メイコさん、どうしたの?」
「ちょっと買出し行ってくれない?」
「買出し?でも、さっき買いに行ったって…」
「ラルさんの友達用の切手を買い忘れたのよ。ごめんね」
「うん、分かった。買って来る」

私は、切手を買いに行った。

「さて、はじめるわよ。みんな」
『イエッサー!』

「ただいM『おめでとう!ミク(さん・ちゃん・姉)!』
「え…」
そうだ、すっかり忘れてた。
今日は、私の誕生日なんだ。
「みんな…」
「だから、言ったでしょ。今日は誰かさんの誕生日って」
ルカさんが言った。
「私と勇馬は知らなかったけど、お知らせが来た時。祝ってあげたくなったんです」
ミズキさんが言った。
「ほら、ミク姉!こっちにミク姉の好きな葱がいっぱいあるよ!」
リンちゃんが言った。
「私達は、ミクちゃんの事、大好きなんだよ」
「ミキちゃん…」
『ハッピーバースデー!生まれて来てくれて有難う!』
私は、4本の蝋燭を消した。

今日は私の4回目の誕生日。
有難う。みんな。
有難う…。

ライセンス

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  • この作品を改変しないで下さい

【初音ミク誕生日おめでとう小説】4年目の軌跡~生まれて来てくれて、有難う~

今日はミクちゃんの誕生日!
有難う。私は、貴方が居たから、こうやって今居るの。

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投稿日:2011/08/31 12:36:18

文字数:1,475文字

カテゴリ:小説

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