倒れ込むベッドで天井を見上げて
いつになく慕わしく浮かぶのは
遠い昔の過ぎ去った日々

蘇る記憶は しんどかったことも
苦しくて悔しくて泣いたことも全部
忘れずに伝えるけど

辛い日もあったあの頃を
今は恋しく思い出すよ
かつてはこんな風に
懐かしむとは思わなかった


怒りも悲しみも熱く血が通って
折れることも引くことも知らずに
闘えていた日々があったの

強気に生きていた 覇気に満ちていたよ
優しくも賢くも楽でもなかったと
認めざるを得なくても

悩む日もあったあの頃を
今は恋しく思うように
いつかは今日のことも
眩しく思い出すのかな

ライセンス

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84.今は恋しいあの頃の

ながらへばまたこの頃やしのばれむ憂しと見し世ぞ今は恋ひしき(藤原清輔朝臣)

※「ノベルアップ+」及び個人サイト「篝火」でも公開中。

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投稿日:2022/11/13 16:43:29

文字数:272文字

カテゴリ:歌詞

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