USBメモリのように　思い出は万能じゃないから
四角く切り取ったデータを　降り積もるまま消費してる
一級品装うことの　実用性はかなり度外視
複製品で飾り付けて　手っ取り早いsatisfaction

半日後に思い知る虚無感を　振りかざしてちゃ
何を求めたって行き止まり
会いたいとか淋しいと思うのが　私だけなら
何も、何の価値もないじゃない

こんなこと言うと　ナルシストみたいだけど
きみの瞳に映る私が好きなの
曇り一つなく　磨かれた鏡よりも
本当の私だけ映し出して
誤魔化しはズルい　瞬く間の一撃で
心臓に牙を突き立てたでしょう
溢れさせないで　抜けてしまわない距離で
そうよずっと近くから　見つめて魅せて