<A>
僕は見失ってたんだ、自分のことを。 人ごみの中で独りになってた。
本心や意思なんてなくてさ、いつも周りに合わせてさ、「僕」が消えてたんだ。
<B>
笑顔なんて僕には似合わない。 灯りのある場所は他人(ひと)の為にあって...
そう思いながらも、なりたいと願ってた。
<S>
君のようにいつも優しくはあれないけど、
流れ星のように一瞬だけでも強く輝きたい。
真似は必要ない、僕は僕らしくあればいい。
辛い時は泣いて、うれしいなら叫ぶくらい、心に正直でいよう。
<A>
いつしかこの手で閉ざしてたんだ。
どうせ僕なんか...って言ったら、君がすごく怒ったっけなぁ。
「自分を嫌いになったら、誰も愛せない」君らしくないキザなことを言って、
<B>
でもそれで、少しだけど、ここに「僕」はちゃんといるって思えたから
ずっと感謝してるよ。ありがとうが言い足りない
<S>
君を好きでいることが存在意義だった。
それは僕自身を好きになることにもなって、
遠く離れた君にはもう届かない光はとてもちっぽけだけど
これで十分だって やっと、気付いたんだ。
<C>
明るすぎる都会じゃ、空に映った星たちは見上げても見付からない。
どんなに季節が巡っても、離れた一等星(キミ)と六等星(ボク)が逢う時はやって来ない。
<S>
君のようにいつも優しくはあれないけど、
流れ星のように一瞬だけでも強く輝きたい。
真似は必要ない、僕は僕らしくあればいい。
辛い時は泣いて、うれしいなら叫ぶくらい、心に正直でいよう。
<D>
先刻(さっき)までのどしゃぶりが嘘みたいに、雨が止んだ。
少し澄んだ夜空に、誰にも知られず星が瞬いた。
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