ブランコが揺れた
都心 小さな公園で
じきにここは潰れるけど
遠い話だよ
私は青いセーラー

今日もどこかで生まれた
小さな火種 くだらないけど
私の真紅のゼラニウム

この両手からこぼれるものが
綺麗なものじゃないほどに
あなたの体温に酔う
ふさいで このうるさい口を
息ができないとか言わせない

寝苦しい夜は
だいたい小さく悩んでる
か弱く抱いたのは空気
いや、分かってるよ?
朝には忘れるって

指を絡めて見つめた
なのになんだか腑に落ちないよ
来ないでね
白いゼラニウム

この両手からこぼれるものが
綺麗なものじゃないほどに
優しい言葉がほしい
わがままだと言われてもいい
許して 認めて この私を

ないものねだり
孕んだ悲観
脳に咲いた憂いの花

溶かして このうるさい心
大人ぶった分ざわめいている

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

ゼラニウム

いったいなにが大人なの?
人を愛することもできるのに
ん、愛されてる…?

ゼラニウムの花言葉は色によって違う

閲覧数:102

投稿日:2019/04/01 21:08:55

文字数:358文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました