＜Ａ＞
どこへ行ったのユニコーン
私の可愛いユニコーン
友達だって約束を
したこと忘れてしまったの？

＜Ａ＞
森の深くユニコーン
綺麗な雄姿のユニコーン
私はまだ捜してる
皆は哀れみ見ている

＜Ｂ＞
きっとあなたのことだから
彼のこと恋人と
思い込み嫉妬したのね
あの人は弟よ
ねえ　だから早く帰ってきて

＜Ｓ＞
私は何時まで待てばいい？
あなたの記憶が薄れていくの
他人の噂だけが拡散して
私の知らないあなたに変わる

＜Ａ＞
早く帰ってよ　ユニコーン
いつしかあなたを忘れそう
叱ったりとか　しないから
今すぐ私にすり寄って

＜Ｂ＞
その姿が薄れてく
噂すら聞こえない
待つばかり　もう嫌なの
捜したい見付けたい
置き手紙残し旅に出る　

＜Ｃ＞
何日何ヶ月も
彷徨い歩き続け
もう駄目なのかな
諦めかけたら

深い谷底に住む
一人のおじいさんが
一角獣ならば
この奥の山に
いると教えてくれた

＜Ｓ＞
あなたに会いたいユニコーン
この山　何だか雰囲気似てる
出会いの記憶　ここにあなたがいる
歩いたその先　あなたに出会う

＜Ｓ＞
白銀に輝く背中に
飛びつき　ただただ涙流した
怒りすら消え　噂も聞こえない
曖昧な記憶　鮮明になる

（ひらがな）

＜Ａ＞
どこへ　いったの　ゆにこーん
わたしの　かわいい　ゆにこーん
ともだち　だって　やくそくを
したこと　わすれて　しまったの？

＜Ａ＞
もりの　ふかく　ゆにこーん
きれいな　ゆうしの　ゆにこーん
わたしは　まだ　さがしてる
みんなが　あわれみ　みている

＜Ｂ＞
きっと　あなたの　こと　だから
かれの　こと　こいびとと
おもいこみ　しっと　したのね
あのひとは　おとうとよ
ねえ　だから　はやく　かえって　きて

＜Ｓ＞
わたしは　いつまで　まてばいい
あなたの　きおくが　うすれて　いくの
たにんの　うわさ　だけが　かくさんして
わたしの　しらない　あなたに　かわる　

＜Ａ＞
はやくかえってよ　ゆにこーん
いつしかあなたをわすれそう
しかったりとか　しないから
いますぐわたしにすりよって

＜Ｂ＞
その　すがたが　うす　れてく
うわさ　すら　きこえない
まつばかり　もう　いやなの
さがしたい　みつけたい
おき　てがみ　のこし　たびに　でる

＜Ｃ＞
なんにちなんかげつも
さまよいあるきつづけ
もうだめなのかな
あきらめかけたら

ふかいたにぞこにすむ
ひとりのおじいさんが
いっかくじゅうならば
このおくのやまに
いるとおしえてくれた

＜Ｓ＞
あなたに　あいたい　ゆにこーん
このやま　なんだか　ふんいき　にてる
であいの　きおく　ここに　あなたがいる
あるいた　そのさき　あなたに　であう

＜Ｓ＞
はくぎんにかがやくせなかに
とびつき　ただただなみだながした
いかりすらきえ　うわさもきこえない
あいまいなきおく　せんめいになる