夜に紛れ込んだ銀色のオオカミ
いつも見つめている美しい横顔
愛している その人間の少女 嗚呼
いつか人になれる時が来ると信じ
空に祈る私が人の姿になれたなら
聞きつけた噂一つ 森の盲目の
魔女なら その願いを叶えてくれると
「願い事 叶えたいかオオカミよ
それならばお前の光る片目を私におくれ
キラキラ輝く金色の瞳
見えない目の変わりに」
片目を捧げ人の姿をして始めて話しかけ笑う
「いつも見ていたよ君を花の様に踊る姿を」
束の間の楽しい時間は過ぎる
「金色の瞳は十分に楽しんだからもう
いらないオオカミよ人の姿は終わりだ
目を返すから けだものに戻れすぐ」
聞いていた少女は
自分の片目を魔女に捧げ獣の姿に変わりて
森の中 二匹で消えていった
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きんめおおかみ ひらがなバージョン
よるにまぎれこんだぎんいろのおおかみ
いつもみつめているうつくしいよこがお
あいしている そのにんげんのしょうじょ ああ
いつかひとになれるときがくるとしんじ
そらにいのるわたしがひとのすがたになれたなら
ききつけたうわさひとつ もりのもうもくの
まじょなら そのねがいをかなえてくれると
「ねがいごと かなえたいかおおかみよ
それならばおまえのひかるかためをわたしにおくれ
きらきらかがやくきんいろのひとみ
みえないめのかわりに」
かためをささげひとのすがたをしてはじめてはなしかけわらう
「いつもみていたよきみをはなのようにおどるすがたを」
つかのまのたのしいじかんはすぎる
「きんいろのひとみはじゅうぶんにたのしんだからもう
いらないおおかみよひとのすがたはおわりだ
めをかえすから けだものにもどれすぐ」
きいていたしょうじょは
じぶんのかためをまじょにささげけもののすがたにかわりて
もりのなか にひきできえていった
金目オオカミ
Integer P様の素敵な曲に歌詞を書きました。
http://piapro.jp/t/RMFE
あるオオカミが少女に恋をしてしまい魔女に人間になれる魔法をかけてもらう物語。
最期は少女がオオカミになってハッピーエンド。
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kurogaki
おにゅうさん&ピノキオPと聞いて。
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↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲
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6.
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