君を追いかけて　追いかけて
あの路を駆け抜けて　全力疾走して
後姿が見えたときの喜び　忘れない
君に向かって叫ぶ　「待って！！」
振り向いた君の瞳は　涙に濡れている

気にしないでって　気にするよ
忘れてねって　忘れないよ
これは違うのって　何が違う？
一緒に行くって　本当に？

君の隣に並んで歩き出す　けど
君の涙は止まるどころか　溢れ出す
白いハンカチを渡して　気付かないふり
何も言わずに　遠くを見つめた


君を慰めて　慰めて
理由は聞いたりしないよ　大丈夫だから
お願いだから泣き止んで　落ち着いて
君に向かって諭す　「大丈夫」
顔を上げた君の瞳は泣き　顔は笑ってる

ありがとうって　どういたしまして？
もう平気なら　よかったね
ずっと待ってたの　あなたのこと
夢だったら　覚めないで

君の隣に並んで空を見る　でも
君のことが気になって　集中できない
横目で見てるのが見つかって　恥ずかしすぎる
そっぽ向いて　恥ずかしさ紛らわす


君の隣に並んで支えたくて　そう
君のそばにずっといたくて　守りたい
偽善的なのはわかるけど　本心で
でも臆病者だから　まだ言えないよ