爪先で回す地球儀の
冷たい海が肌に染みる
新しいはずの花束は
どうして懐かしいのだろう

ひどく凍える雨でもないのに
こんなにも今日は

抱きしめてくれないか
そう呟いた
溢れ出してしまわないように
星は明るく月は丸く
されどこの夜は掌にこぼれる

暗く孤独な夢でもないのに
何故だろう今日は

其処にいてくれないか
少しの間
震えてしまいそうなくらいに
深く揺れる藍だ
抱きしめてくれないか
そう呟いた
溢れ出してしまわないように
星は明るく月は丸く
されどこの夜は掌にこぼれる
掌にこぼれる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

されどこの夜は掌にこぼれる


溢(あふ)れ

閲覧数:151

投稿日:2011/06/13 23:59:54

文字数:248文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました