ミク姉とのカラオケ。
ミク姉はホントに曲のレパートリーが多くて正直、少しうらやましかった。マスターもあれだけ多くの曲を作ってくれたらな・・・。と思いながらニコフの歌を聴いている。てかこれ歌なのか?もうほとんど喋ってるだけじゃないか?私には感情を撒き散らしてるようにしか聞こえない。
「これって他のボーカロイドのやつの替え歌歌ってるだけじゃないの?」
「てかこれってレン君が暴走したときの歌だよね。」
「そうですよ悪いですか。」
歌い終えたニコフがちょっと疲れ気味なのはさっきまで私とミク姉でいろいろ歌わせてあげたから・・・。ホントは歌いたいんだけどな。
「あ、そろそろ6時になっちゃいますよ。さすがに帰らないとマスターに・・・。」
「そうだね。じゃあ帰ろうか。」
そんな会話をしていたら私たちが来たリンクから何かが飛び込んできた。
「ル、ルカさん!」
「あんたいつまで外出してる気なのよ。皆心配してるから早く帰りなさい。てかなんで私がパシられなきゃいけないのよ!」
その人はピンク色の髪をした超美人。間違いなく巡音ルカだった。この人もCV-03で、先行型である。
ルカさんはこっちに気づいたようで・・・、いや、ニコフの姿に気づいたようで(今日もいろんなコスプレをさせていた。)・・・
「あら、あんた名前は?」
「へ?ニ、ニコフです。」
「そう。」
ルカさん?あのー・・・。と言うことは出来ず、ただただその状況を見ることしか出来なかった。
「ニコフ君コスプレ似合うわね。」
ルカさんはどこから出してきたのか、いろいろなグッズを両手に抱えている。
「あ、あの・・・そろそろ帰らないと・・・」
「ちょっとお姉さんと遊ぼっか。」
ルカさんは悲鳴を上げるニコフを抱えて帰ってしまった。ニコフ、さき帰ってるよ。
私はいろいろと考えたが、すぐに決断した。
「私たちも帰りましょう。」
「それじゃあなるべく早く返してくれるようにルカさんに言っとくね。」
「よろしくお願いします。」
ルカさんが帰ったところから
見捨てるのか。
とか残留データが叫んでるのは聴こえないことにする。
「帰ってこなかったらここに行ってあげてね。」
ミク姉はそう言って住所を渡すと帰っていった。私も帰ることにする。

俺がパソコンをスリープから戻すと、ちょうどレインが帰って来た。
「お帰り。」
「ただいま。」
俺はその笑顔から、またニコフ君がひどい目にあったことを察した。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

ボーカロイドXX

寝起きで書いたら良いの書けませんね・・・。
ふあぁ・・・。眠い・・・。

あーあ、次はどっから始めよっかな・・・。

閲覧数:92

投稿日:2009/07/28 19:20:35

文字数:1,018文字

カテゴリ:小説

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    ヘルケロ

    ご意見・ご感想

    ヘルフィヨトルです。
    待ってました^^
    楽しく読ませていただきました。
    よかったです^^
    そして、ニコフさん…………

    というか、寝起き!?

    2009/07/28 23:36:24

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