背中を押し上げた風が
通り過ぎて私を置いていく
草原(みち)が走り抜けて
結局私は
置いてけぼり

走れない　動きたくない
壊れる気がした　全部
守ってきたものの　何もかもが

取り残される寂しさだけが
私を圧迫　圧迫　圧迫

そんなのもう飽きたのに

顔を背ける　現実から
叱る人も誰も
引き返せない
もういい？私は
いい加減飛ぶわ！AH

薄汚れた　コンクリートの
ジャングルを掻き分け
空に飛び立つの　汚れ振り切って

取り残される寂しさだけが
私を憫笑
耐え切れない屈辱なんかを

許してられないの
走り出すため
飛び立つため！

自由でいっぱいの　大きな空で
自由に羽ばたきたい

置いてけぼりは　もうたくさん

嘲笑った風に　置いてった草原(みち)に
ついていけるよ　私も

今より　ずっと速く
光のように　飛び出せ！

だからお願い　一人にしないで
取り残されるのは　もう…

空に飛び立つの　汚れ振り切って