A1.
本日はとある真夏
錆び付いた柵の向こう
脳を焼く様な日光に
ふらつきながらも佇んだ
A2.
もう一歩もう一歩と
不器用ながらも歩き出して
なんとまぁ綺麗な情景
快晴の空を仰いだ
B1.
振り返れば 何一つ
安らかな 記憶は無く
「サヨナラ」を 告げるべき
人も誰も居ないまま 僕は
S1.
今 飛び立つ
清く尊い想いを抱いて
ただただ 青を翔ける
この身一つで
今 人間を辞め風となる
A3.
迫る空気で頭を冷やし
数秒前の地点を一瞥
最早もう戻れない事に
遅ればせながら気付く
B2.
繰り返し 這いつくばり
それでもまだ 夢を見てた
「やめてくれ」と 叫ぶ声は
聞こえやしない でも それでいい
B3.
音速を 越えたなら
この傷も 消えるだろうか
あぁこのまま 高く高く
誰にも届かない世界へ 僕は
S2.
今 飛び立つ
酷く脆弱な心を抱いて
ただただ 空を翔ける
この身一つで
今 魂を繋いだ枷を切る
S3.
僕は
今 旅立つ
誰にも穢せない意思を抱いて
ひたすら 時を翔ける
この身一つで
S4.(S1とS2)
今 飛び立つ
清く尊い想いを抱いて
ただただ 青を翔ける
この身一つで
今 飛び立つ
酷く脆弱な心を抱いて
ただただ 空を翔ける
この身一つで
今 人間を辞め風となる
今 魂を繋いだ枷を切る
今 僕の 傷だらけの腕は翼となる
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