どうして君は哀しい詩ばかり紡ぐのだろう
痛々しい限りの心の声
折れた片翼さえ
空の蒼を厭っては
その白を汚していく

だから歌うんだ
君の代わりに
なんておこがましいのかな
それでも君の代わりに明るい詩を紡ぐよ
君が思うより世界はずっと優しいから

凍える大地を溶かす
春の柔らかな日差しのような歌を
君の心に届くように紡ぐから
たとえ悲しみの淵に沈んでも
必ず君を救い上げる
この手は君とつなぐためにあるんだと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

哀詩

閲覧数:59

投稿日:2010/11/04 23:46:53

文字数:208文字

カテゴリ:その他

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