S
最後だと分かっていたなら
あぁあんなキスあたししなかったのに
線香花火が落ちた

A
水際まで拙い言葉で
あなたを振り返るあたしは
どうしたってあなたの背に届かなくて
いつももどかしかった

B
"伝えたいことがあるんだ"
悲しげな顔であなたが言うから
つられてあたしも泣きそうになったよ

S
いつかは離れていってしまうこと
あなたの手があたしの髪を撫でなくなること
出逢った時から分かっていた
だけど今日がもし
最後だと分かっていたなら
あぁあんなキスあたししなかったのに
線香花火が落ちた

A
花の髪飾りは揺れて落ちて
それを拾い上げるあなたの手ばかり見ていた
その白く細い指が
儚くて大好きだった

B
"どうしたの?"なんてあたしの顔を覗き込むのはあなたが悪戯して
あたしを怒らせた時だったね

S
恋人だなんてそんな魔法みたいな言葉を使う
あなたは意地悪で愛おしい人
どうかどうかこの花火が鳴っている間は
まだ気づかせないでいてよ
今日が終わればずっと夜の中だから

S
いつかは離れていってしまうこと
あなたの手があたしの髪を撫でなくなること
出逢った時から分かっていた
だけど今日がもし
最後だと分かっていたなら
あぁあんなキスあたししなかったのに
線香花火が落ちた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

[作曲募集中]夏恋花火

"あぁ、あんなキスしなかったのに"

和風作曲募集中です

閲覧数:165

投稿日:2019/08/03 11:48:54

文字数:546文字

カテゴリ:歌詞

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