大きな荷物を持って帰る
くたくたになった足取りの帰路
ドアを開けて「おかえり」の声

懐かしさで蘇る
軋む木目の廊下を4、5歩進んで
引き戸の先には

柔らかな笑顔が

賑やかな団欒のひととき
話したいことが次々溢れてくる
この一年いろいろあったね、なんてさ
水炊きでもつついて
思い出話で温まろうよ

微かな物音で目が覚める
昔は当たり前だった光景
今になって 知る気持ちが

私にも出来ることはあるかな
いつもより早く起きて声を掛ける
少しは大人になった?

まだ冷たい空気に囲まれて
朝の支度を手際よく進めていく
不意に伝えたいことが浮かんだ、なんて
用事が落ち着いたその時にでも
伝えてみようかな

穏やかな団欒のひととき
各々が思い思いに話していく
今日くらいは贅沢に奮発して
かにすきでも囲んで過ごそうか

大きな荷物を持って帰る
敵わないその優しさに励まされ
名残惜しい団欒のひとときには
すき焼きでもつついて
これからの夢でも話そうか

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  • 非営利目的に限ります
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【歌詞】とある年末の過ごし方

年末年始ははちょっと特別な感じがすると思い歌詞にしてみました。

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投稿日:2024/12/26 22:31:17

文字数:425文字

カテゴリ:歌詞

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