縺れた話のど真ん中にいて
少し冷めたように振舞ってるけど
時が経とうとも変わろうとしない
この部屋の景色がとても嫌いなんだね

抱え込んでるその悲しみが
君の心に纏わりついて
込み上げてくる怒りとともに
君は壊れてしまった

誰かの普通を押し付けられ
またムリを抱え込んでしまって
君が初めて見せた涙
悲しみに押し潰されながら放った
掠れていたその声は
とても優しさにあふれてた

言いたい事だけを散々言われて
持たなくてもいいものまで持たされて
君の口からは哀しみがこぼれ
やがて僕の身体の奥深くに刺さる

君の右手で戦ってるモノ
その左手で守ってるモノ
倒れそうになっても立ち上がる
とても強いはずなのに

いることが当たり前になって
誰からも見向きされないなんて
それならここから消えたほうがまだマシだ
気にしてない素振りな君の
その背中は傷だらけだった
傷つく所が無い位に

縺れた話のど真ん中にいて
愛想笑いばかりが染みついていく

誰かの普通を押し付けられ
誰かの当たり前に従い
傷が深くなってく君は笑ってた
その奥にある本当の意味を僕は知っている
嗚呼、また壊れてしまいそうだ

いることが当たり前になって
誰からも見向きされなくなって
隠しきれなくなってる傷を隠してた
お願いだからそんなに
自分ばかり犠牲にして
悲しい顔して嘲笑わないで

哀しい顔して笑わないで...

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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哀しみのなれの果てに

閲覧数:279

投稿日:2021/07/23 10:36:43

文字数:593文字

カテゴリ:歌詞

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