A1
かすかに残る 指輪の跡を
なぞってばかり 十六夜
あなたの影を 探さないように
瞳閉じるたび 浮かびあがる
B1
ふたりで眺めた 闇染める花火
照らされた 横顔
見つめる私に 微笑みかける
終わりが来ると 考えもせずに
S1
咲いて 弾け 散る 打ち上げ花火
今も 今も まだ覚えています
心(むね)に 心(むね)に 刻まれた痛みも
いつかは 思い出に 変わるの?
A2
鳴らないことを 知りながら でも
眠れずに 待つ 十六夜
「好きじゃないよ」と 言いもしないで
ずるい人なのは 気づいていた
B2
ふたりの最後を 感じた瞬間
向き合った しじまに
あなたが逸らした 視線の先に
私と別の 未来を見たのね
S2
咲いて 弾け 散る 打ち上げ花火
霞み 霞み 色あせていきます
泣いて 泣いて かき乱れるままに
流れた痛み 恋しい
S3
時を 時を 掛け 忘れ得ぬ人
今は 今は ただ祈っています
咲いて 弾け 散る ふたりの恋が
あなたの 幸せであるように
【ひらがな】( )は無発音
A1
かすかに のこる ゆびわの あとを
なぞってばかり いざよい
あなたの かげを さがさないよ(う)に
ひとみ とじるたび うかびあがる
B1
ふたりで ながめた やみ そめる はなび
てらされた よこがお
みつめる わたしに ほほえみかける
おわりが くると かんがえもせずに
S1
さいて はじけ ちる うちあげ はなび
いまも いまも まだ おぼえています
むねに むねに きざまれた いたみも
いつかは おもいでに かわるの?
A2
ならないことを しりながら でも
ねむれずに まつ いざよい
「すきじゃないよ」と いいも しないで
ずるいひとなのは きずいていた
B2
ふたりの さいごを かんじた しゅんかん
むきあった しじまに
あなたが そらした しせんの さきに
わたしと べつの みらいを みたのね
S2
さいて はじけ ちる うちあげ はなび
かすみ かすみ いろあせて ゆきます
ないて ないて かきみだれる ままに
ながれた いたみ こいしい
S3
ときを ときを かけ わすれえぬ ひと
いまは いまは ただ いのっています
さいて はじけ ちる ふたりの こいが
あなたの しあわせで あるよ(う)に
十六夜花火
こちらへの応募歌詞です。
https://piapro.jp/t/4OKe
十六夜とは、16日の月のことですが
他に「ためらい」という意味があるそうです。
忘れたい、忘れたくない。
忘れてしまうことが哀しい。
そんな気持ちが十六夜にピッタリだと思いました。
切ないメロディを、花火の儚さが引き立てられたらいいなと思います。
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