一枚のポストカードに綴り始めた僕らの思い出
書き連ねていけばそのうち忘れられるような気がして

虫眼鏡が欲しくなるほど小さな文字で埋められるスペース
あぁなんだ、意外にも思い出とやらは数が多いものだ

終わった恋の記憶を
ひとり噛み締めながら
走らせたペンが紡ぐ
ポストカード・レター
誰に宛てたものでも
まして君に宛てたものでもないけど
今はただ、思い馳せていたい、そんな
ポストカード・レター



さよならまでようやく書き終えて、白から黒へ変わったポストカード
指先が痺れるほど書き続けて、気が付けば宛名を書くとこもない

こんなにたくさんの思い出を君と作ってきたんだ
痺れた指先でそっとなぞる甘くて苦いラブレター


恋しさも愛しさも
消えてなんかなかったと
突き付けられて戸惑う
ポストカード・レター
宛名さえ書けないけど
まして届けることもできないけど
できるなら君にと願う、そんな
ポストカード・レター



大切な恋の記憶
詰め込んだラブレター
決して届かない、だけど
君に宛てて
ポストカード・レター


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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ポストカード・レター

ポストカード見てたら浮かんだので。

閲覧数:43

投稿日:2011/09/17 02:08:45

文字数:462文字

カテゴリ:歌詞

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