ふと何となく不意に思い出したから
何してんだろうかって急に気になってさ
先月買い替えたばかりの携帯には
履歴なんてもんはもう残ってないよね

何処に住んでいるとか
生きてるかどうかとか
正直な話、全然分からないけど
怖い話が嫌いとか
やたら辛いものが好きとかは
ちゃんと覚えてるもんだね

「幾億の星の数ほど人が生きてる」とか
この時代に言えるのはきっと君くらいだよ
気遣いがまだできなかったから
(All I need is believe)
半分笑って誤魔化そうとして
涙が零れたのをまだ覚えてる

あの後、君は何て言ったっけな
疾っくの前に過ぎた下校時刻
閑散とした三階の廊下には
その言葉と蟠りが泳いでいた

タイミングが合えばとか
聞き届けていられればとか
恥ずかしい話、憶測で期待したいけど
怖いくらい知りたくない
過去に溺れた今の自分を
サルベージしてくれないか

幾許も残されていないこの一生涯には
躊躇とか緊張の類は要らないんだよ
いつの日か言い訳をさせてほしい
(All I need is believe)
半分笑い話にしたいけど
残りの半分は叱ってほしいかな

星たちが何年もかけて届けた光
君の翳した右手
もし明日その一粒が降ってきても
どうか後悔のないように

「此処に居るよ」

「幾億の星の数ほど人が生きてる」とか
この時代に言えるのはきっと君くらいだよ
間違いにまだ気づけなかったから
(All I need is believe)
散々笑って忘れようとして
涙が零れたこともまだ覚えてる

こうやって繋ぎ合わせた
造形が時間を飛び越えて
誰かと誰かを引き合わせるなんて
そんな幻想が現実となる場所があるから
最後にこの言葉を残しておくとするね

「屋上のプラネタリウムで待ってるから」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ノスタルジアグラス feat. 巡音ルカ

歌詞です。

閲覧数:209

投稿日:2021/07/22 19:34:46

文字数:760文字

カテゴリ:歌詞

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