「都合のいいふたり」

なんだかんだが ありまして
あの子を 目で追い始めた 夏の日

僕よりも足が速くって
キラキラ 撒き散らしながら 駆けていく

あの子のことが ずっと好きなのに
この気持ち 気づいてと 視線送るだけ

受け身の恋しかできない男子
そのひとことが言えない僕


視線感じて 振り向くと
慌てて 目を逸らす彼に 気づいた

私より睫毛長くって
ふんわり 風揺らすように 微笑むの

あの人のこと きっと好きだけど
私から 誘うのは 変なことかしら?

受け身の恋じゃ燃えない女子
そのひとことを待てない私


彼の帰りを待ち伏せる女子
彼女の言葉にうなづく男子

戸惑いながら 距離を測って
近づいてくふたり


目を伏せキスを待ちたい男子
キス待ち顔を愛でたい女子

じりじりしながら 間合いを詰める
都合のいいふたり

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

都合のいいふたり

女の子の方が攻めていく、男の子の方が受けたがる、そんなカップルに捧ぐ。

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投稿日:2021/10/28 10:17:28

文字数:370文字

カテゴリ:歌詞

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