高潔な蜃気楼に揺るがない虚空の欠片 重く圧し掛かる扉の鍵を見つけたら
人よりも遠い世界へ旅立てるだろうか
感謝の言葉に覚えがない盲目の少女 鈍く君の声の妄想を打ち砕いたら
人よりも遠い世界へ旅立てるだろうか
灯篭に灯した火の行く先は 図らずも真理の向こう側
満月の光がデルタを成して 浮足立つ人々の群れを連れていくよ
濡れた髪の水滴に浸りながら 「私」はどこを見る
崇高なる底辺線の先から微笑の欠片 細く消えかかる星の彼方を思い出したら
人よりも遠い世界へ旅立てるだろうか
優麗と壮美の間は寂しげで 回転の狭間の末 もしくは真理の向こう側へ
満月の光がデルタを成して 浮足立つ人々の群れを連れて消すよ
濡れた髪の水滴に浸りながら 「私」はどこを見る
三日月の光がデルタを成して 浮足揃う人々の群れを連れてあの世
向こう側の湖上に浮かびながら 「私」の視線は後戻り
真理の光がデルタを成して 誘った相手を群れてこの世から消え
向こう側の灯篭に灯した火は 音もなく「私」の縮図を燃やす
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