高潔な蜃気楼に揺るがない虚空の欠片 重く圧し掛かる扉の鍵を見つけたら
人よりも遠い世界へ旅立てるだろうか

感謝の言葉に覚えがない盲目の少女 鈍く君の声の妄想を打ち砕いたら
人よりも遠い世界へ旅立てるだろうか

灯篭に灯した火の行く先は 図らずも真理の向こう側

満月の光がデルタを成して 浮足立つ人々の群れを連れていくよ
濡れた髪の水滴に浸りながら 「私」はどこを見る

崇高なる底辺線の先から微笑の欠片 細く消えかかる星の彼方を思い出したら
人よりも遠い世界へ旅立てるだろうか

優麗と壮美の間は寂しげで 回転の狭間の末 もしくは真理の向こう側へ

満月の光がデルタを成して 浮足立つ人々の群れを連れて消すよ
濡れた髪の水滴に浸りながら 「私」はどこを見る

三日月の光がデルタを成して 浮足揃う人々の群れを連れてあの世
向こう側の湖上に浮かびながら 「私」の視線は後戻り

真理の光がデルタを成して 誘った相手を群れてこの世から消え
向こう側の灯篭に灯した火は 音もなく「私」の縮図を燃やす

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

未定

迷子になった人

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投稿日:2010/08/18 22:50:09

文字数:449文字

カテゴリ:歌詞

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