餞珀リネクシア
命短き痛告エトランジェ
黒の僕白の君仮面脱ぎ捨て
今静かに秘密を埋葬しよう
時が戻るまで
餞珀リネクシア
黒白の太陽昼と夜分かち合い
白亜の回廊楽園続く扉
開け放つ少女は無垢で純真で
儚き楽園(あなたは誰)
陰る庭園(その翅はなに)
揺れる翡翠の瞳に僕は存在を明かす
(幻のような翅 御伽噺の続きみたい)
君は華が咲くように笑った
(貴方は 温かく笑った)
命短き痛告エトランジェ
黒の僕白の君仮面脱ぎ捨て
今静かに秘密を埋葬しよう
永久が醒めるまで
儚げな君は妖精(人間)
違える存在のシンパシー
絶対妖精交響曲
餞珀リネクシア
犯した禁忌
離れられない罪(ワケ)
恋する2人
誰にも止められない
嘘みたいに優しい妖精達は
まるで仮面を付けたマスカレイド
それでも少年だけはありのままで
偽りの楽園(君だけは)
真実の庭園(染まらないでいて)
華の蜜を勧められても断るんだと
(愛しい君だけはどうかそのままで)
貴方は傷むように告げた
(僕は 痛みを告げた)
命短き痛告エトランジェ
黒の僕白の君仮面脱ぎ捨て
今共に秘密を埋葬しよう
久遠が解けようとも
儚げな君は人間
束縛されたその身は
楽園にとらわれた命
もう後戻りはできない
それは禁忌
開けてはいけない
閉じ込められた人の果て
けれどだれにも止められない
貴方の痛みが欲しいから
嘘の天国でも
胸が押しつぶされそうな感情よ
どうか私だけに下さい
私はリネクシアの花の蜜にそっと口づけをした
命短き痛告エトランジェ
黒の僕白の君仮面脱ぎ捨て
今共に二人を埋葬しよう
黎明が昏れようとも
儚げな僕ら(私達)は妖精
束縛されたその身は
死が別つ事のない
螺旋描く永遠の翅をまとう
絶対妖精交響曲
餞珀リネクシア
::餞珀リネクシア::
―――今静かに秘密を埋葬しよう―――
妖精交響曲第ニ弾。曲募集中です。
餞珀リネクシアは造語です。
餞珀=琥珀の餞別=リネクシアの華の蜜という意味あいでつけてみました。
妖精の世界に迷い込んだ少女を待っていたのは、優しい少年との出会い。しかし、その秘密は―――……
一番はレンが主体、二番はリンが主体になっております。()内はハモリ用
お話調になっていればいいなぁと思います。
==読み方==
**黒白(こくびゃく)**餞珀(せんはく)**昏れ(くれ)**
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