壊し果てた虚像 仮面を剥がしては
そっと隠したの 禁断の果実を
「これで全てが終わるのならば 私笑えるかな」
眠りゆくこの町に さようならを言わせて

交わした約束とかもう意味なく
飽きた日々懐かしき過去
否定したくせにね馬鹿だな思い知る
崩れかけた檻 耳を澄ませてた

こんなこと言えるはずもないのだけど
君だけは私を肯定してくれるよね

気付いてた過ちを知らないふりしては隠し
嘘を突き通すんだ戯けた顔でいつものように
誰かに成れるのなら自分を殺してもいいよね
果てのない理想郷未来目指す自由が欲しい

無くしかけてた自身 問いかけ求めてた
ずっと欲しかった 今更成れないけど
「繰り返される始まりでさえ いつか終わりが来る」
その時を待ちわびた 都合のいい夢を

捻じ曲がる運命ならもう要らない
飼いならし哭かせたなら
苦悶の表情さえ骸に預けては
盲目の程で世界 覗き見嗤うよ

崩れゆく我楽多の山は遠く
黒い雨打たれては涙を流してた

朽ちていく情景に疑い虚ろう偽善者
醜いこの顔では意味などないと知ってたのに
期待はずれの言葉並べて選んで一つだけ
いつからか囚われた毒と蜜は変わらないの

もしもなんて意味なく侮蔑に嘲笑答えは?
巫山戯ては誤魔化した偽りの真実変えて
荒れ果てた激情を鋭い針ごと飲み込んだ
欺瞞へと満たされた世界はもうじき終わると

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

孤毒のイリヤ

閲覧数:184

投稿日:2018/03/16 20:03:24

文字数:578文字

カテゴリ:歌詞

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