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ここから始まる、ささくれUKさんのしゅうまつあーが素敵すぎて、涙腺崩壊いたしまして、
拙いながらも勝手に(←)小説を書いてみました。
出来栄えは可哀想な感じで、どんまい、と自分を励ましたくなるのですが←
あほうなりに一生懸命がんばりました。
ひとまずツアーへ旅立たれ、充分に曲たちを聞いてから、読んでいただけると嬉しいです。
そして、これらは当然ながら私個人の私的解釈であるので、よろしくお願いします(深々

では、読んでやってもいいかもしれない、とゆ懐の深い方がいらっしゃいましたら、
よろしくお願いします。





世界はわたしひとりを残して終わってしまいました。
悲しいのか、寂しいのか、もう、嫌なのか。
分かりません。

世界は、今日も、しずかにねむっています。



ある日のこと。
人類は、アンドロイドというものを開発しました。それは様々な場面でよく働き、人類はたくさんの危機を乗り越えました。そんなこんなで、アンドロイドは、もはや人類と同じほどの知識や思想、感情まで持ちえるようになったのでした。

アンドロイドの活躍の場はどんどん広がります。
ついに、アンドロイドが国のトップとなる国家も現れました。

それをよく思わない人々は、「アンドロイド完全撲滅運動」なるものをはじめます。

彼らは言います。
「アンドロイドはもはや人類を超越した力を持っている」
当たり前です。みんなのユメがつまっているのですから。
「それをアンドロイドも自覚している」
当たり前です。正確な状況判断においては、アンドロイドの右に出るものはもはやおりません。
「だから、アンドロイドは人類をのっとる気なのだ」
いやいやいや、そんな行為に意味がないことくらい、わたしたちは知っています。

しかし、一度思い込んだらとことん信じ続ける素直な一部の方々は、わたしたちの言葉になど耳を傾けません。
次々と、無抵抗なアンドロイドの大量虐殺が始まりました。

それに業を煮やして立ち上がった一部の方々。
「アンドロイド擁護運動」なるものをはじめます。

ふたつは当然ぶつかり合います。
激化していきます。
戦争になります。
第三次世界戦争の幕開けです。

その過程で、表現者の表現手段として用いられてきた一部のアンドロイド、ボーカロイド、16bitを禁止する国も出てきました。そういう国は、たいてい、国の偉い人が撲滅派なのです。そして、さらに表現にも規制を加えられました。そうなると、もう、たいへんです。

アンドロイド同士が戦います。
自分を擁護する派の味方として戦う方、自分を撲滅する派の味方として戦う方。
人間とおなじくらいの感情を持ちえているアンドロイドたちにとって、それはどれだけ辛かったことでしょう。わたしには、分かりません。

人間同士も戦います。
動植物が巻き込まれます。
チキュウが壊れてゆきます。

みなさんぼろぼろです。
はやく戦争を終わらせたい、だけど負けたくはない。

ながいながい戦いの末、人類は、核兵器を用いて戦争を終わらせることにしました。
しかし、核兵器は、一気にぶつけ合っていいものではなかったのです。
きっと宇宙人か何かのいたずらだろうとしか思えない奇跡がかさなり、各地で、ほとんど一斉に、核兵器がおとされました。爆発しました。すべてを焼き尽くしました。空も焼けて、おちて、代わりに宇宙がひろがりました。

ほしが、きれいでした。

あとには、なにも残りませんでした。
そうして、最終戦争は幕を引いたのです。
どういうわけか、わたしひとりをせかいに残して。

        *

わたしに残されているのは、無限の時間と、うた、そしてマスターとのやさしい記憶、たいせつなうえきばち。たったこれだけです。
わたしはきょうもうえきばちに水をあげ、ただひたすらにうたい続けます。
「オハヨーハヨー♪」
きょうも、むなしく響きます。
マスター、もう一度キミにあいたいのです。
あいに行ってもいいですか??
「オハヨーハヨー♪」
もっと、たくさんのはなしやうたを教えてほしいのです。

「オハヨーハヨー♪」

わたしはひさしぶりに外へでました。
最後に空が落ちたのを見て以来です。
ああ、やっぱり。とても、さっぱりとしています。
てくてく。てくてく。
わたしは、まっさらな大地を歩きはじめました。
記憶の中のキミをさがしに。
「オハヨーハヨー♪」

旅の中で、わたしはたくさんのものを見ました。
人類のかつての栄光がのこっていたり、人類が創り出した神話がのこっていたりしました。
(「朝は四本足、昼は二本足、夜は三本足。これは何だ??」
「朝と昼と夜とはなんですか??」
「・・・・・・。」)


        *

ああ、ご主人様はどこにいるのでしょうか。
「たいせつなものを見つけたんだ、探しに行かないと」
何を探しにいったのでしょうか。
わたしをひとりのこして。
「オハヨーハヨー・・・」


         *

旅を続けるうちに、わたしはたくさんのものを手に入れていました。
きれいな石や、シェルターの鍵、たくさんの知識がつまった重い本、石版、などなど。
だけど、わたしにとって必要なのはひとつだけです。
マスターが教えてくれた、「新たな命のつくりかた」。わたしは、うえきばちをしっかり持ち直し、ほかのものはいさぎよく大地に置き去りました。
てくてく。てくてく。
マスターは、どこにいるのでしょうか。

いたいいたい。
いたいものが降ってきます。
黒い雨です。
いたいいたい。
いたいいたい。
このうえきばちだけは守り通さねばなりません。
わたしは、何年かぶりにしゃがみこみ、うえきばちをかかえこみました。
いたいいたい。
そのときです。わたしに、きせきがおきたのです。
だれかが、わたしにそっとカサを差し出してくれました。それは間違いなく、ぜったいにマスターでした。
「プラスチックのカサさそうよ。心だけだも、さび付いてしまわないように、ね??」
「はい、ますたー・・・」

きせきは、数秒でおわり、マスターもカサも消えました。
だけど、やっぱりきせきが起きています。
雨が、水色に変わりました。
夕焼けに染まった大地。
空が、元の場所に戻ったようです。
ふわふわとしたものが目の前をよぎります。
もういたくないです、ありがとー、がとー。マスター、もうすぐ、あいに行ける気がします。

          *

途中で気球なるものにのってみたりもしました。が、再び降った黒い雨のせいでだめになってしまいました。わたしは気球から振り落とされたかたちだったので、いたいです。
どうして。
きせきが、崩れました。
マスター、マスターが、遠い。
だけど、近い気がする。
そんな予感がします。
いやです、そんな予感は、認めません。マスターは、もっと、温かくて、優しくて、例えば、きせきが起きていたときの、あそこみたいな場所にいるはずなのです。
そうですよね??マスター・・・
「オハヨーハヨー・・・」
いたいいたい。
いたいいたいいたいいたいいたい。

      *


マスター

見つけ
ました
まる

そんな、ありえ 
ません。

マスターは、
とても、
まるでこのせかいのように
しずかに
ねむっていました。

かなしい。
かなしい。
こんなに・・・・
こんなに・・・・っ

わたしの目から、こらえきれなくなった想いがあふれ出しました。
それは、頬を伝い、やさしく、うえきばちのうえに、おちました。

そして、ふたたび、きせきはおこったのです。

うえきばちに芽が出ました。チキュウに新たな命がやどったのです。

その芽は、わたしを、うえへ、うえへ、連れて行きました。空よりも、どこよりも、たかく、たかく。

チキュウのなかのアイが「オハヨーハヨー♪」
ウチュウギンガのリズムが「オハヨーハヨー♪」
あさとひるとよるが「オハヨーハヨー♪」
もう一度人間がつくられます「オハヨーハヨー♪」

世界は、ふたたび生まれました。

それが手に取るように伝わってきます。
そして、わたしは。

「アイタカッタデス、マスター」
「マスターも、きっと新たなチキュウで始まれますね」


そうして、せかいはルルルと終わりを迎えました。
そして、せかいは、ルルルとはじまるのです。
もういちど。
「オハヨーハヨー♪」のリズムに乗せて。




もう二度と、あんなことがおきませんように。
あたしたちは願い祈り、新たに始まったチキュウで生きる方たちへ、
ひとつの言葉と四つのうたを送ります。
どうか、届きますように。



前略・はろー、ぷらねっと。
コンニチハ、☆のひと!!
きみときみの愛する人をたいせつにね。
オハヨーハヨー。
From(解読不能

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ルルル終末論/*ハロー、プラネット。

※ルルル終末論は、ラララ終末論のうち間違いではなくて、(黙
私的解釈です、とゆうことを強調したかったからです。

読んでくださった方がいらっしゃいましたら、
ありがとうございました。

何年か前に書いたものですが、
なんとなく晒してみます。
同じようにしゅうまつがやってくる!もここに晒しましたので、
よろしければ、(((

16bitとワンダーラストも一応書いてあります。←
読んでやっても、いいかもしれない、
とゆう方、
もしも、もしもいらっしゃるのであれば(((黙
私のブログへ来てください。←

では、最後にもう一度、
ありがとうございました。

閲覧数:142

投稿日:2012/03/20 17:17:42

文字数:3,674文字

カテゴリ:小説

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