夜の星となりて早々 僕は知らない町を歩いてた
さびた看板にしゃれたランプ どこか怪しい店を訪れた
軋む扉を開いたら 乾いた音でドアベルが鳴いた
客はなくテーブルがひとつ レトロ調の照明が照らした
初老の店主が現れて そっと頭(こうべ)を垂れたその後に
「御代はあなたのお話で。」 僕の知らない紅茶差し出した
激しい雨に打たれた後に
愛しい人の名前を呼んだ
すべてを話し終えたころ 外は雷雨と風で荒れていた
店主は礼を述べた後 「またいつか。」と残して消えていた
激しい雨は止む気配もなく
愛しい君を思い出させやがる
激しい風に逆らいながら
淡い光の差すほうへ
行く 行く
君を探しに
行く
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