どうでも いい奴にはなりたくなくて
わざと斜に構えて 口を汚して
色味を持たせようとした
みんな知ってることを知らないけど
余計なことを知らないから敵意は向けられない
みんなにいい顔をする程でもないけど嫌われ者にはなりはしない
君の構えるカメラのレンズの中にいるはずだけどさっきからまるでいないよう
必死に動いて風景にならないように溶けないように それでも君のピントは僕じゃないから ぼやけたまま
写る世界 鮮やかな誰か
どうにでもなる 都合のいいやつになりたくなくて わざと 付き合いを避けて
1人になろうとした
好きなことを知っていればいいや
あなたのことなんか嫌いだわって言ったら負けな気がして
無関心でいるふりをしていたら そりゃあ溶けていくよ
君の構えるカメラのレンズが光を反射している 僕のアイレンズは君を捉えきれなくて
そちらから見えているかも分からないのにこちらからも見えなくなってしまったから
離れたまま
写る世界 揺れ動く僕ら
どうでも いいやつにはなりたくなくてって
意識するものを間違えていた
僕を磨いていけばいいさ
君の構えるカメラのレンズの中にいるはずだけどさっきからまるでいないよう
僕のアイレンズであなたを映してしまっているから もう知らないふりはできないわ
あなたに惑い、ふとシャッターの音が鳴った
写る世界 鮮やかな誰か
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