鏡越しの僕は 昨日より少し落ち窪んだ瞳
参ったなあ
宙ぶらりんの心は さよならの一言で
閉ざされたドアがまた開くのを
性懲りもなく 部屋の隅で待ってる

もう引き返せないとこまで 歩いてきたのに
諦め悪く数歩進んでは 後退ってを繰り返してる

キリエ 何かが変わるなら
何度でも祈るよ 僕らが出会ったあの場所まで
戻りたい でも戻れない
君へ まだ何もしてあげられてない
僕はいつも優しさを与えられてた
酷く苦しいな でもそれでいいんだ
痛みも大事に抱えていくよ 全部君に
教わったことだから


窓ガラスを濡らした 夕べから降り続いた雨は
弱ったなあ 中途半端に乾いた心は潤してくれない
こじ開けた重い瞼を 往生際悪く
閉じようとしてまた開いて

もう後戻りできないこと 分かってんのに
後先もなく君を目指しては 引き摺られ繰り返してる

キリエ いつかは叶うなら
何度でも願うよ 僕らが変わったあの時まで
戻りたい 戻してください
僕をまだなじってもいないままに君は
僕に優しさだけ残してくれた
酷く虚しいな でもそれでいいんだ
君より大人じゃなかった心 ひっくるめて
愛してってくれたから


君が拾い集めて 手渡してくれた
小さな幸せたちを ああ 僕は
あんまりにも当たり前に 思ってたんだよ
思ってしまったんだよ


君へ いつか会える時は
何度でも伝えたい 僕らがいたあの日々たちを
今度こそ守りたいんだ
キリエ
失くしてからやっと 素直な言葉が
言えるなんてさ 遅すぎるよな
酷く苦しいよ でもそれでいいんだ
痛みも大事に抱えていくよ 全部君に
教わったことだから
君へ ありがとう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

キリエ

イメージは○○○ルと○男です。
○○○ル好きだなー私。書きやすいんですよね。

閲覧数:479

投稿日:2020/04/04 23:33:53

文字数:700文字

カテゴリ:歌詞

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