声を失くした 息を殺した
殻を被った 僕がいる
時は流れて 「好き」は留まった
君はいつでも 底にいた

これが僕の精一杯
昔々も見せただろ?
あの頃と何も変わんない
時の止まった僕がいる

ここにいるんだ

僕を見ない君ばかり追いかけて
寂しくなって誰かを求めた
忘れたいわけじゃない君のことを
忘れられずに胸が痛むんだ


君から失せた 癖が恋しい
知らない君が そこにいた

知らない君が 知ってる僕は
本当の僕の 欠片程度だ

これは甘い明晰夢だ
昔々も見てたけど
あの頃と何も変わんない
幼かった僕らがいる

底にいるんだ

君のいない世界から叫んでる
SOS(たすけて)に植えた思いなんてさ
伝わらないままでいいんだってさ
声も出せない僕が強がった


点と点を結ぶ矢印は
どれくらい待ったって一方通行だ
僕の声は届きそうもない
そうさ今この時だって届く筈ないんだ

ここにいるんだ
僕を見てくれ


僕を見ない君ばかり追いかけて
寂しくなって誰かを求めた
忘れたいわけじゃない君のことを
忘れられずに胸が痛むから

要らん期待ばかりもう疲れたの
寂しくたって君がいいんだよ
忘れたくない君を 君をずっと
憶えてたいよ 君が好きだから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

From M.

ただ君が好きだから。


一方通行のお話。

閲覧数:170

投稿日:2014/08/18 10:35:38

文字数:523文字

カテゴリ:歌詞

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