シグナル待ちの放課後帰り
涙が出るまで笑いあった
電車から見るこの都会(マチ)のビル
太陽(ヒカリ)をさえぎり影を作る

苦と楽の間で揺れるあたしは
まだその場所から
一歩も動けないまま
何事もないような
日々を過ごしていた…

置き去りにされたあの日の夢は
まだ屋上に残っていますか？
諦めたはずのあの日の夢は
まだ屋上に残っていますか？

まだその場所に残っていますか…？

人ごみの中流されてゆく
ドコへと行くのか解らなくて
このもどかしく曇る感情
何かをしてても晴れないまま

周りの声が雑音に聞こえて
怖くて恐くて
世界にあたしだけが
取り残されたような
妄想に堕ちてく…

掃き溜めの中のあの日の夢は
まだ教室に残っていますか？
泣きながら捨てたあの日の夢は
まだ教室に残っていますか？

まだその場所に残っていますか…？

何を信じて歩けばいいの？
苦しい悲しい寂しい
誰を信じて歩けばいいの？
泣きたい吐きたい消えたい

あたしの未来に光はありますか…？

掃き溜めの中のあの日の夢は
まだ教室に残っていますか？
泣きながら捨てたあの日の夢は
まだ教室に残っていますか？

置き去りにされたあの日の夢は
まだ屋上に残っていますか？
諦めたはずのあの日の夢は
まだ屋上に残っていますか？

捨てられずにいたあの日の夢は
まだ掌に握っていますか？
諦めきれないあの日の夢は
まだ掌に握っていますか？

まだその手の中に残っていますか…？