「リスト」

割れた破片で傷つけた
手首、浮かぶ秋茜
季節二つ分の想いを背負い
君に会いに行く支度をしよう

死とは理不尽なもので
知らず知らず迫り来る
生きることもそれと同じ様に
逃げられないことなのです

青から赤へ変わる木々が
僕に、僕に「待った」を告げる頃に

いつか
君の顔も、声も全部
忘れ征くだろう
流した涙は何処へ消えるのだろうか
空が遠くなって、夏が去って
日の陰る世界で
僕らを切り裂いてくれないか

僕の人生の全ては
君が生きる未来になる
そんな願いさえ叶わないなら
僕の生きる意味を教えてよ

青から赤へ変わる空を
僕は、僕はきっと知らないまま

もしも
明日僕が死んだとして
何が変わるの
誰一人悲しむことなんか無いくせに
君が遠くなって、いなくなって
どれ程の時間が
僕を締め付けるの

薄く脳に響いた
あの日の僕ら、カンパネラ
君の終わりを奏でるなら
僕の終わりを始まりと呼べる日が
来るかもしれないから

今日が遠くなって、昨日を抱いて
夢を見ていた
眼下、広がる街並み、カラス、金木犀
空が遠くなって、夏が去って
日の陰る世界で
君にまた出逢えたならいいな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

リスト 歌詞

「リスト」の歌詞です。
動画はこちら→https://www.nicovideo.jp/watch/sm34704690

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投稿日:2019/02/28 19:12:24

文字数:495文字

カテゴリ:歌詞

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