使い古した鉛筆

無いものは無いこと
才能なんてないってこと
気づいてないわけない
壊れて折れてない
チンケなプライドを
吐き出せまだ折れない
諦めなきゃって
分かってる、それでも行く


「もし神様がいたら」
そんなまじないが飛んでゆく
誰のせいじゃない
僕のせいでもない
きっと誰もが何かを
そうやって悟って生きてんだ
現の証明を、何処かでしてきたんだ

夢は叶うよ、みんなそう言っている
叶わないこと、みんな知っているからなんだ

ずっと泣いて悩んでやっと
分かったんだここに僕の
居場所はないんだ、
分かってたはずだけど
何十回書き足した
ボロきれた紙くずは
光りはしないや、
けど捨てられないんだ


ゴールがないような迷路じゃない
確かにあるんだ
僕の足じゃ届かない、それだけだろう
真似して、誤魔化して、
それすら立てないで
きっと、僕じゃ、きっと、キミの
目を見れない、ごめんね

眠くて寝れない、ぐるぐる鳴っている
「もしかしたら」が、次は成るって、
次があるって、だけど

無いものは無いこと
才能なんてないってこと
気づいてないわけない
壊れて折れてない
チンケなプライドを
吐き出せまだ折れない
諦めなきゃって
分かってる、それでも行く


続ければきっとって
分かんないよ、教えてよって
諦めなきゃって理解する
鼓動に聞く
それなのに気づいたらまた握りしめる
ボロボロの筆、だけ。

報われない、
報われないまま続く譜面なんだ、
分かっている
だとしても、僕だけの曲だ。だから
最後まで、折れるまで。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【歌詞】使い古した鉛筆/初音ミク

オリジナル楽曲「使い古した鉛筆」の歌詞です。

閲覧数:63

投稿日:2024/03/08 16:49:58

文字数:663文字

カテゴリ:歌詞

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