『 カインドスケープ 』 / iguru 


部屋の窓から見えていた真っ白な月が優しいから
何故だか少し涙がこぼれそうでこらえた

しまい損ねた思い出が常夜灯みたいにあたたかいから
そこにあるのはいつだって楽しそうな面影

夕焼け 帰りは影だけを踏んで
一番星 まだ目を覚まさないで
知らない道 でも、誰かに呼ばれてたような気がしてた

幼い頃には見えてた神様
今はもう見えない不確かな幻
目にする全てが輝いて見えた
まるで魔法みたいな日々の事

ひとり疲れて眠る日も真っ白な月は瞬いてた
ちょっと手を伸ばせばいつだって届きそうな気がした

例えばいつか言えなかったことも、隠していた秘密も
どこかに落としたささいなすべてが僕にとっては宝物

目蓋を閉じればもう夢の最中
さよなら お別れはまだ言えないまま
路地裏、道草、綺麗な飴玉
この胸の奥はまだ忘れたくないものばかり

幼い頃には見えてた神様
今はもう見えないありふれた幻
雲間にゆらゆら 月はもう遠く遥か
だけどとても綺麗に瞬いて
いつまでも忘れずにいられたら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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『 カインドスケープ 』 / iguru

閲覧数:81

投稿日:2023/07/07 22:19:32

文字数:460文字

カテゴリ:歌詞

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