ひとつ
「あのさ今日、」
ふたつ
「友達と」
みっつ
「こんなこと」
よっつ
「したんだよ」

ほんの数十秒
たった一瞬で
君に言いたい言葉が飽和して消える

ひとつ
「それからね、」
ふたつ
「昨日には」
みっつ
「楽しいことも」
よっつ
「あったんだ」

君はこれを覚えてるかな
きっと明日には忘れてるね
でもね、僕はまだ足りないよ
君に言いたいあと何万の言葉

僕だって明日には忘れてること
だけど君には覚えてほしい
君のために用意した言葉(ココロ)さ
君だって僕がこんなことを
考えてるなんて思わないだろう?
言い切るには時間が足りない
11111の言葉

ひとつ
「ごめんあと、」
ふたつ
「この後で」
みっつ
「こんなこと」
よっつ
「話すけど」

いつつ
「君は今日、」
むっつ
「この後で」
ななつ
「暇はある?」

ほんの数十秒
だけどずっと僕が
君に言いたかったことがようやく言えた

君はこれで傷つくのかな
きっと迷惑なんだろうね
でもね、今にここで言わなきゃ
君に言いたいひとつの言葉

ひとつ
『あのさ今日、』
ふたつ
『友達と』
みっつ
『こんなこと』
よっつ
『したのにさ……』

僕だって今では悔やんでるよ
だけど君には言いたかった
君のために用意した言葉(ココロ)だったけど、
君だって僕がこんなことを
考えてるなんて思わないだろう?
もう二度とは言い切れやしない

胸中に溶けた
11111の言葉

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

11111の言葉

“君に言いたかった言葉は、1111番目で終わってしまいました。”

好きな人のために用意する話、言葉っていうのは何よりも考えて言いますよね。
だけどある時を境にして、言いたかった言葉の残りは言えなくなってしまいます。
こんな話もしたかったのに、もう言えないよ、辛いよ。
そういう詞です。

閲覧数:86

投稿日:2010/10/09 21:24:03

文字数:616文字

カテゴリ:歌詞

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