溶けた未来（あす）の明かり
背中越しに照らして
ah...

いつか君とみた夢
スリガラスの向こうで弾け
もう見えない知らない
荒廃した町は隙間だらけ泣いている
砂交じりの風がまた意識削る

生き延びる価値は誰にもわからない
ただひたすらに息を吐いて

赤く染まる陽　眠り忘れて
沈むことも知らない
傍には君がいてほしい
赤い血がまだ流れてるなら
そのかぎりだけ君と

たどり着いた森は暗く冷えて
草陰で何かが息を潜めてる
木々を伝う葉は斑だらけ毒がある
知らず触れればたちまち侵されてく

生き延びる価値がなくなったとしても
ただひたすらに息を吸って

青い木の陰迷い込んでく
少しでも離れては
最後の目が視線を刺す
赤い血がまだ流れてるなら
最後まで君とともに

赤い太陽　青い木の陰
この世界を駆けてく
すべてが白くなればいい
赤い血がまだ流れてるから
君とともに生きよう